
精神科医とカウンセラーとの違いについて簡単に説明していきたいと思います。まず、精神科医とは、病院での診察の後、自らが医療行為が出来、実際にくすりの投与などより具体的な処置が可能です。
逆に、カウンセラーの役割は、そういった行為が出来ない分、相談者の自立への道しるべ的な役割をはたすものとされています。別の捉え方をすれば、一日に何人何十人の患者をスピーディーに症状を見極めながらの対応とは違い、よくあるドラマの熱血教師のように、親身になって一人ひとりと向き合う事が出来るという点で大きく違っていると思われます。
どちらがどうという事ではありませんが、ひとつ言えることは、大きな社会問題として一時報道された通り、病院は、規模が大きい程それにかかる人件費やいろんな面での維持費がかかるものです。そういった経営の面からすると、その様に対処しなければやって行けない事実がそこにはあるのです。
一方、カウンセラーは、やり方や症状にもよりますが、場所を問わずにしかもある程度時間を決めながら相談者と向き合うことに終始するだけで問題がないのです。どちらも患者と向き合うという部分では、同じでありなんら変わりがないのです。人を助けるプロフェショナルである事に変わりはありません。
強いて明確な一線を引くならば、国家資格がある事と就職の面や経済的支援に差がある事は否めないのです。人は、肩書によりある程度人を判断する習性があります。ただそれは、その人の努力の賜物なのです。何にしても、患者や相談者の為にも、医療関係そして、カウンセルなどのシステムが働く人の観点からもっといい環境に早くなればいいのにと切に願います。