
我々がよく見聞きするのは、テレビのバラエティ番組で映し出される催眠術です。視聴者からすると、どうも怪しいとか胡散臭いという声が聞こえてきそうです。実際には、どういったものかを簡単に見て行きたいと思います。
まず、催眠療法とは、心理学と精神医学の観点より定着しているもので科学的な療法であるという事です。そして、睡眠による精神療法とされています。これ自体は、安全なため国家資格はありませんが、欧米でも有効な療法とされています。
したがって、魔術とかどこかの宗教とタッグを組んでいるとかではないという事です。では、具体的にどのような状態かを見て行くと、一番わかり易い1例を挙げます。テレビCMで、タレントさんがおいしそうにコーラを飲むシーンを見たとします。そうすると、さっきまで別に飲みたくなかったコーラが、無性に飲みたくなる現象があります。それ自体が、被暗示性とされています。
そして、その被暗示性が、亢進(気持ちが昂るの意)した状態と無意識の状態に働きかけ症状や悩みを取り除いていくことが、催眠暗示療法と言われています。さらに言えば、催眠中に無意識の領域に抑圧されていた記憶や感情を引きだし、悩みの大本を探っていくことを催眠分析といい、そして、その短期間に起こる感情(例えば、空腹や性欲)を発散させることをカタルシスというのです。
上手く催眠にかかる方法としては、心と体をリラックスさせ、ゆったりとした気持ちで誘導者の声に耳を傾け、ココロを注ぐことで素直に暗示を受けられるとされています。ココロの治療法として、関心のある方は、試してみてはいかがでしょうか。